#author("2024-04-09T08:33:31+09:00","","")
#author("2024-06-08T14:40:22+09:00","","")
*《&ruby(さんごようせい){珊瑚妖精};キユリ》 [#z3566ef5]

|珊瑚妖精キユリ C 水/自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー/チームウェイブ 2000|
|各ターン、自分のクリーチャー1体目の召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。|
|相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)|

[[DMRP-13]]で登場した[[水]]/[[自然]]の[[スノーフェアリー]]/[[チームウェイブ]]。

[[虹彩奪取]][[サイクル]]と比べると、あれらに[[アンタッチャブル]]を付け、[[コスト軽減]]対象が全文明になっている。

[[能力]]だけを見れば[[一撃奪取]]及び虹彩奪取[[サイクル]]に勝るが、[[文明]]や用途の違いからそれらを完全に過去の存在にするには至らない。
文明面で完全に競合する[[《一撃奪取 マイパッド》]]や[[《一撃奪取 ケラサス》]]でも、[[単色]]主体の[[デッキ]]であればこの[[クリーチャー]]は入らず、逆に[[青緑]]が両方入るならば《マイパッド》や《ケラサス》は選択肢に入らない事が多い。
一見オーバースペックのようだが、自然入りのデッキでは[[マナブースト]]ができる[[《フェアリー・ライフ》]]などで間に合うことが多く、[[《虹彩奪取 トップラサス》]]や[[《虹彩奪取 ケラサイト》]]の採用率がかなり低いことから作られたのだろう。

一方、[[スノーフェアリー]]であるため[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]を[[G・ゼロ]]で唱える事ができるのは嬉しい所。[[マナブースト]]と[[コスト軽減]]が重なれば、序盤からそれなりに大型の[[クリーチャー]]も[[召喚]]も期待できる。
ただ、勿論マナブーストではないので[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]と複合しても3ターン目に5マナに伸ばすことができず、これにより安易に[[《逆転のオーロラ》]]から走り出すことができなくなっている。

また、コスト1の[[スノーフェアリー]]や[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]がなくとも、2ターン目にこのカードを召喚し、3ターン目に[[《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》]]と[[単色]]コスト3以下の[[スノーフェアリー]]を召喚することで[[《武家類武士目 ステージュラ》]]の高速召喚を狙えるようになった。後続にコスト軽減がかかりやすく、[[《武家類武士目 ステージュラ》]]が除去されても物量で押し切りやすくなる。
このクリーチャーには除去や[[S・トリガー]]といった妨害もされにくく、[[水]]入りの[[【スノーフェアリー】]]や[[【轟轟轟ステージュラ】]]では展開役兼[[フィニッシャー]]として役立つに違いない。

[[【印鑑パラス】]]においては、先攻、場に相手の[[《滅亡の起源 零無》]]がない場合に限り[[《印鑑D》]]・[[《革命類侵略目 パラスキング》]]と組んで3ターンキルが可能なカードのひとつ。この時《キユリ》でダイレクトアタックすることになるが、持ち前の[[アンタッチャブル]]で多くの[[S・トリガー]]を受け付けず、その決定力は[[《龍装者 バルチュリス》]]についで高い。あちらの弱点である[[革命0トリガー]]に対しては、《キユリ》の適性はさらに高い。

[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]から最大3体呼び出せるのも強い。[[アンタッチャブル]]の特性を活かし、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]で[[スピードアタッカー]]化してそのまま[[ダイレクトアタック]]も狙える。選ばれないことと軽さを武器にしたアタッカーでは[[《異端流し オニカマス》]]に通じるものがあるだろう。特に[[【5色ドギラゴン剣】]]では[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]、[[《電脳鎧冑アナリス》]]、[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]と合わせて多色2コスト初動クリーチャー最大16枚体制にすることができるようになったと言える。何も考えなくとも[[《電脳鎧冑アナリス》]]の[[墳墓避け]]的存在として悪くない。

[[【青赤緑ドギラゴン剣】]]のリペアにも採用され得る。[[《“龍装”チュリス》]]を3ターン目のマナチャージなしで召喚できるようになるため、疑似的な[[キャントリップ]]にもなる。そちらのデッキにおける色の合う初動としては[[《熱湯グレンニャー》]]との8枚体制になるだろう。ただこのカードを主軸とするとどうしてもデッキがウィニー戦略寄りになるため、[[超次元]][[呪文]]やマナブーストに特化した従来のデッキ構築は根本から変えないとならなくなる。

また、低パワーなので[[《異端流し オニカマス》]]同様[[全体除去]]にも弱い。[[1ショットキル]]で一斉攻撃する時には、[[《九番目の旧王》]]や[[《テック団の波壊Go!》]]などに注意。

-高い[[スペック]]の[[カード]]ではあるが、[[GR召喚]][[呪文]]とは[[アンチシナジー>シナジー]]。まず呪文なので当然このカードで軽減できず、GR召喚したクリーチャーは召喚していることに変わりはなく、コスト軽減効果が無意味に適用されてしまう。
--[[虹彩奪取]]サイクルであれば、[[GR召喚]]でコスト軽減の対象外の文明のクリーチャーが召喚されれば、この[[事故]]は起こらない。この点は、このクリーチャーが虹彩奪取サイクルに劣るポイント。

-優秀であることには間違いないが、各種競合カードとの差別化点を洗い出すなど採用理由を吟味する必要があるカードと言える。

//-同弾・同[[レアリティ]]の[[《ちんぱんじー》]]を基準にすると2[[コスト]]で[[自然]]を含む2[[色]]の[[クリーチャー]]の基準パワーは5000と見られる。そうなるとコスト軽減とアンタッチャブルでパワーを3000消費した計算になる。
//↑ちんぱんじーは「バニラ」というステータスでそのパワーを実現しているだけである

-10th公認チャンピオンシップ シールド戦上位8名贈呈賞品版の[[プロモーション・カード]]は、元々シールド戦参加者の絶対数が少ない上に新型コロナウイルスの影響で[[チャンピオンシップ]]開催がままならず流通量が少ないことから高騰した。
//2021年始には通常エキスパンション1カートン分の価格でシングルカードの取引が成立した事例も見られた。
//ぼかしてもシングル価格を書くのはやめてください。

-カードイラストには人魚型のスノーフェアリーが描かれている。人魚型のスノーフェアリーは史上初。

-[[カード名]]の元ネタは「[[ユリ>《忍者妖精ユリカマ》]]」もしくは「キュウリ」が元ネタと思われる。
涼しげな見た目は夏をイメージしてのものかもしれない。

-[[《【神回】バズレンダでマナが大変なことに?!【驚愕】》]]のフレーバーテキストからは動画クリエイターであることが窺える。さらにプロモ版のフレーバーテキストから、その登録者が100億人を超えたこともわかる。
また、「[[キユリの朝までラジオ>《キユリのASMラジオ》]]」というラジオ番組を受け持つなど、動画クリエイターに留まらず各種メディアへ進出して活躍の場を広げている。

**関連カード [#e094ec11]
-[[《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》]]
-[[《剛勇妖精フレッシュ・レモン》]]
-[[《異端流し オニカマス》]]
-[[《一撃奪取 マイパッド》]]
-[[《一撃奪取 ケラサス》]]
-[[《機生幻獣ケラパッド》]]

-[[《キユリ <ワル.Star>》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《【神回】バズレンダでマナが大変なことに?!【驚愕】》]]
--[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]
--[[《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》]]
--[[《ブレイン・ストーム》]] (P49/Y20)
--[[《大雪原だョ!全員集合!》]]
--[[《キユリのASMラジオ》]]
--[[《サイバー・ブレイン》]](P30/Y22)
--[[《夏だ!デュエル修業だ!!》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#a784a5e2]
-[[DMEX-16]]&br;'''[[バズレンダ]]は[[マナ]]を払えば払うほど強くなる能力……つまり、[[バズレンダ]]を使いこなすのに一番重要なのはもちろん[[マナ]]! [[マナ]]を増やしたり、[[コスト軽減]]でバズる回数を増やしまくろう!'''
-[[DM24-RP1]]&br;'''[[ラジオ>《キユリのASMラジオ》]]で人気が爆発した結果、キユリの活躍は[[Instant Wave]]の枠を超えた。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P70/Y19)&br;'''こんにちゆりゆり~! 早速だけど、みんなの[[バズレンダ]]のおかげでキユリチャンネルの登録者が100億人を突破しました! みんな、いつもありがと~!! ― 珊瑚妖精キユリ'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMRP-13 「十王篇 第1弾 切札×鬼札 キングウォーズ!!!」>DMRP-13]](89/95)
--[[DMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」>DMEX-16]](100/100)
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](T12/T12)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P70/Y19)(新規イラスト)

**参考 [#reference]
-[[スノーフェアリー]]
-[[チームウェイブ]]
-[[コモン]]
-[[コスト軽減]]
-[[アンタッチャブル]]

-[[一撃奪取]]

----
[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.''《珊瑚妖精キユリ》''を召喚し、そのターン中に別のクリーチャーを召喚した場合、そのクリーチャーのコストを軽減できますか?
A.いいえ、コストを軽減できません。この場合、そのターン召喚した1体目のクリーチャーは''《珊瑚妖精キユリ》''なので、次に召喚するクリーチャーのコストは下げることができません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39938]](2021.7.16)

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