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#author("2021-08-06T09:52:31+09:00","","")
*《ガル・ラガンザーク》 [#x2eec896]
|ガル・ラガンザーク P 水/闇文明 (8)|
|クリーチャー:ドルスザク/マフィ・ギャング 9000|
|夢幻無月の門:自分の魔導具クリーチャーを出した時、または自分の魔導具呪文を唱えた時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から合計4枚選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。|
|ブロッカー|
|W・ブレイカー|
|呪文の効果によって相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。|
|相手のターン中に、相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。|
[[DMEX-16]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[ドルスザク]]/[[マフィ・ギャング]]。
[[虚無月の門]]に「自分の[[魔導具]][[クリーチャー]]を出した時」という誘発条件を加えた新能力、[[夢幻無月の門]]を持つ。
[[呪文]]に対する[[アンタッチャブル]]能力に加え、クリーチャーの[[召喚]]以外の[[コスト踏み倒し]]を[[着地置換効果]]で阻害する[[コスト踏み倒しメタ]]能力に、9000という高めの[[パワー]]を持つ。
踏み倒しメタ能力は、[[除去]]能力を持った[[《SSS級天災 デッドダムド》]]の[[侵略]]や[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]の[[革命チェンジ]]も封じてしまうため、呪文に対するアンタッチャブル能力も相まって、序盤でこのクリーチャーをどかされることはそうそうないだろう。
たとえ[[コスト踏み倒し]]を使ってこない相手にも[[アンタッチャブル]]の[[ブロッカー]]として十分に働いてくれる。
[[踏み倒し]]条件にも比較的易しいため、[[無月の門]]や[[虚無月の門]]と比べれば3ターン目に召喚しやすい。
序盤にこのサイズの[[コスト踏み倒しメタ]]が出てくると処理が難しく、対象を選ぶ呪文が効かず、仮にクリーチャーの[[cip]]などで破壊された(=まとめて墓地に置かれた)としても[[夢幻無月の門]]により[[魔導具]]1枚で一瞬で墓地から再着地ができてしまう。
[[構成カード]]が多いため[[マナ送り]]や[[シールド送り]]をされても逆にアドバンテージになりうる長所もある。
登場時の[[環境]]を考えると[[【5色コントロール】]]に劇的に刺さる。[[除去]]が[[呪文]]主体である上に、[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]による[[全体除去]]は無効。[[コスト踏み倒しメタ]][[能力]]自体も[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]を使った[[ソリティア]]に劇的に刺さる。
-[[コスト踏み倒しメタ]]効果で妨害できる範囲は[[《異端流し オニカマス》]]と同じ。自分のターン中の[[革命0トリガー]]などには無力である点には注意。どちらのターンであっても召喚扱い([[S・トリガー]]、[[無月の門]]など)では反応しない点も注意。
-能力が[[無月の門]]の1種を持つことから本来の使用者は[[ゼーロ]]になる筈のカードだが、登場がEX弾かつ時期的に、現状の主人公側の一員として息子の[[ゼーロJr.]]のカードとなっている。
--何気に闇文明で「使用キャラが親族関係を持ち、明確に能力を受け継いで使われるカード」としては初。ちなみに火文明は切札家の[[ボルシャック]]または[[ボルメテウス]]、光文明では輝家の[[チーム銀河]](正確には前身の光の騎士団)。能力ではなく共通種族として水文明には[[ギャップ]]、[[キャップ]]兄弟の[[トリックス]]がある。
--なお補足として、自然文明の親族関係はキーワード能力を持っていない上に使用カードが無い女王とももしかおらず、多色と無色は勝太とジョーという親族関係を持つが能力の受け継ぎと取れるか怪しい革命0と革命チェンジ(両者1例のみ)しか確認されていない。
-[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]の[[無月の門・絶]]は、《ガル・ラガンザーク》を出すための墓地肥やしで自然と条件を達成しやすいので相性が良い。
-[[《卍 デ・スザーク 卍》]]と8枚体制にすることで、早期に[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]の[[メガメテオバーン]]元を用意できるようになった。構築次第では比較的安定して5ターン目に[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]での[[エクストラウィン]]を狙える。[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]ではそちら1体を立てるだけで[[墓地]]の[[リソース]]を激しく消費してしまい[[メガメテオバーン]]元を早期に用意し切るまでにはならないため、この点は大きい。
-元ネタは、インド神話の神鳥であるガルラ([[ガルーダ>《超神龍スカイ・ガルーダ》]]、[[ガルダ>《火之鳥ガルダン》]]とも)+[[ド・ラガンザーク>《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]か。
--あるいは[[『ガ』・リュザーク>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]+[[ギ・『ル』ーギリン>《卍 ギ・ルーギリン 卍/卍獄ブレイン》]]+[[ド・『ラガンザーク』>《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]か。
-[[ドルスザク]]だが、何故かカード名に「卍」を含んでいない。
**評価について [#d7b9057a]
このカードの情報が解禁された当初、能力自体は強力であるとされながらも[[多色]]であることが大きなネックになり、[[【デ・スザーク】]]にも[[【青魔導具】]]にもあまり適さないのではと考えられていた。
**環境において [#d7b9057a]
踏み倒し能力により出す分には気にならないが、[[マナゾーン]]に[[タップイン]]で置かれてしまうのは、[[マナブースト]]手段がなく、[[ディスカード]]手段も少ない両デッキにきついところ。[[【青魔導具】]]ではコスト2の呪文枠には[[《堕呪 ゴンパドゥ》]]が選ばれやすく、[[【デ・スザーク】]]では[[《堕魔 ザンバリー》]]を入れた場合でも優先して落としたいのは[[魔導具]]である、というわけである。
また、これまで[[魔導具]]は[[水]]と[[闇]]を併用するメリットのあるカードをあまり排出しておらず、両者を共存させたデッキを構築することが難しかったことも、この評価を後押ししていた。
しかし、実際に[[DMEX-16]]が発売され研究が進んだところ、上記のデメリットを上回るほど、運用上のメリットが大きいことが発覚する。
特に序盤に安定して着地できながら、低マナ域のカードでは処理しづらい[[コスト踏み倒しメタ]]という点が大きく評価された。
このクリーチャーには、対象を選ぶ呪文が効かず、仮にクリーチャーの[[cip]]などで破壊された(=まとめて墓地に置かれた)としても[[夢幻無月の門]]により[[魔導具]]1枚で一瞬で墓地から再着地ができてしまう。
[[構成カード]]が多いため[[マナ送り]]や[[シールド送り]]をされても逆にアドバンテージになりうる長所もある。
[[《卍 デ・スザーク 卍》]]と併用するとデッキ構築が難しくなるため、主に[[【青魔導具】]]の新戦力として採用されている。また、そもそものコンセプトをこのカードを継続的に展開することに特化させ、[[《卍 新世壊 卍》]]を全く採用しない【ガル・ラガンザーク】とでも言うべきデッキタイプも開発された。
【ガル・ラガンザーク】は[[《堕呪 バレッドゥ》]]などの青の魔導具呪文+[[《堕魔 グリギャン》]]などの黒の魔導具クリーチャーといった形を取る。
バトルゾーンのリソースを必要としないため、4ターン目[[《追憶人形ラビリピト》]]を出し、5ターン目[[魔導具]]→[[夢幻無月の門]]を使った召喚で[[オールハンデス]]という動きも狙いやすく強力である。
[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]採用時は《ラビリピト》と魔導具クリーチャーの2体を出すことで《ラビリピト》が除去される隙を見せずオールハンデスも狙える。
一方で《ガル・ラガンザーク》に構築を寄せた[[【青魔導具】]]、[[【青黒ガル・ラガンザーク】]]がCSで優勝や準優勝した事例も報告された。
《ガル・ラガンザーク》に構築を寄せた[[【青魔導具】]]、[[【青黒ガル・ラガンザーク】]]がCSで優勝や準優勝した事例も報告されており、事前評価と発売後の評価が大きく変化した好例と言える。
**ルール [#zb1ac97b]
[[夢幻無月の門]]は手札からも墓地からもコストを支払わずに召喚できるが、[[使用宣言]]時にはどちらか1つのゾーンからしか召喚することを選べない。
《ガル・ラガンザーク》が手札にある状態で、[[《堕魔 ザンバリー》]]を出した時または[[《堕呪 バレッドゥ》]]を唱えた時、[[使用宣言]]した手札の《ガル・ラガンザーク》を前述のカードの効果で捨てた場合、墓地にあるのは「[[使用宣言]]できていない《ガル・ラガンザーク》」となるので、[[夢幻無月の門]]は不発となる([[類似例>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39841/]])。
//**関連カード [#ze402c2f]
//-[[《》]]
//**[[フレーバーテキスト]] [#z1a84a15]
//-[[]]&br;''''''
**収録セット [#c7311e7c]
-illus.[[Futaro]]
--[[DMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」>DMEX-16]](61/100)
**参考 [#y7ecf13d]
-[[ドルスザク]]
-[[マフィ・ギャング]]
-[[夢幻無月の門]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[呪文]]
-[[アンタッチャブル]]
-[[コスト踏み倒しメタ]]
-[[墓地送り]]
-[[【青黒ガル・ラガンザーク】]]
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[[公式Q&A]]
>Q.自分の''《ガル・ラガンザーク》''の下にあるカードを、相手の[[《堕呪 エアヴォ》]]の効果で選んで手札に戻せますか?
A.はい、戻せます。選ばれないクリーチャーの上下に構成されているカードは、カードを指定する能力や効果によって選べます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39946]]
>Q.相手の[[《とこしえの超人》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分の''《ガル・ラガンザーク》''を「夢幻無月の門」で墓地からバトルゾーンに出す際、下に重ねる4枚はどうなりますか?
A.''《ガル・ラガンザーク》''のみがマナゾーンに置かれ、下に重ねる4枚は、元あったゾーンに残ります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39947]]
&tag(クリーチャー,水文明,闇文明,青黒,多色,コスト8,ドルスザク,マフィ・ギャング,ギャング,パワー9000,夢幻無月の門,無月の門,ブロッカー,W・ブレイカー,アンタッチャブル,コスト踏み倒しメタ,置換効果,墓地送り,・,P,レアリティなし,Futaro);