DS電融(ディーエスでんゆう) ザ=デッドNEXT(ネクスト) [編集]

DS電融 ザ=デッドNEXT SR 水/火/自然文明 (10)
クリーチャー:ディスペクター/ヒューマノイド爆/ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ドラグナー 17000
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、このターン、自分のクリーチャーはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。
自分がカードを使う時、そのコストを支払うかわりに自分のマナゾーンにある水のカード、火のカード、自然のカードをそれぞれ2枚ずつタップしてもよい。

DMRP-20で登場した//自然ディスペクター/ヒューマノイド爆/ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ドラグナー

cipで味方全員にアンタップキラー付与し、あらゆるカードコスト青赤緑3色各2マナずつに任意で置換できる常在代替コスト許可能力を持つ。

cip解決によって、このクリーチャー登場時点でバトルゾーンにいた自分のクリーチャーアンタップキラーにする。
付与によって攻撃可能になるのはアンタップクリーチャーのみだが、このクリーチャースピードアタッカーも持つため、自身のみ実質的にマッハファイターの様に扱うことが出来る。
パワーも17000とコスト10のクリーチャーとしてはまずまずの数値を持つため、多くのクリーチャーバトル破壊出来るだろう。

また、《龍覇 ザ=デッドマン》譲りの代替コスト許可能力は、タップするマナの枚数は増えたが、クリーチャー呪文以外のカードの使用にも適用できるようになっている。
コスト重いディスペクター召喚をサポートでき、ササゲールへの依存を軽くすることができる。
正規のプレイ扱いとなるため、ゼニスなどの召喚限定cipが使えたり《流星のガイアッシュ・カイザー》の自己踏み倒しの条件を満たさないなどのメリットがある一方、《ポクチンちん》などの「正規のマナコスト支払いをしたか」で判定するタイプのコスト踏み倒しメタには引っかかってしまう。
あらゆるカードを6マナプレイできるようになるが、必ず「//自然を2マナずつ」支払う必要があり、無計画に使っていると思わぬところで不足が発生する可能性がある。コスト支払いの枚数には十分注意して運用したい。

加えて、このクリーチャー自身はコスト10と非常に重くマナブーストコスト踏み倒しを併用しなければ代替コストを適用するどころか自身がバトルゾーンに立つことすら難しいというのも難点と言える。特に《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》の踏み倒し範囲外なのが厳しい。
種族がコマンドかつドラゴンであるためサポートを受けやすいのが幸いか。

単に10コスト以上のクリーチャーを召喚するだけなら《流星のガイアッシュ・カイザー》で十分な場合が殆ど。【10軸ガチロボ】のように《流星のガイアッシュ・カイザー》をどうしても投入できない構築になるデッキで使う、呪文など《流星のガイアッシュ・カイザー》でコスト軽減できない重量級の早期プレイを狙うなどの工夫が必要。

ルール [編集]

その他 [編集]

DS(ドラゴン・サーガ)の主人公《爆闘剣士 グレンモルト》の最終形態である《超戦龍覇 モルト NEXTとラスボスの「邪悪王」《龍覇 ザ=デッドマン》を合成した『電融』ディスペクター

  • 《ザ=デッドマン》は超獣王来列伝にて「黒月王」との合成を示唆されていたが、後述する事情により《モルト NEXT》と組み合わせて新たなディスペクターとして再構成されたようだ。
+  合成元との関係
  • 初の冠詞が漢字ではないディスペクター。

背景ストーリーでの活躍 [編集]

元々、“驕り高き真の邪悪”《龍覇 ザ=デッドマン》は、超獣来列伝に記されし「黒月王神帝と合成され《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》として完成していた。
しかし、度重なる「王」の敗北と、その力を得てパワーアップするモモキングを目にした《龍魂珠》は、彼に対抗するべく残る2体の王を直接縫合し「終末を招く王」を生み出すことを決定した。
「終末王」作成のため神帝から《龍覇 ザ=デッドマン》を引き剥がし、そうして残った躯を、今度はその宿敵たる《超戦龍覇 モルト NEXT》と合成し、新たなとして再利用するのだった。

モモキングミカドレオと戦っているのと時を同じくし、文明へと襲撃をかける。
しかし、ダイナボルトと対峙するも戦う様子を見せず、遠くに霞んで見える崩れたフライパン山を指さし、その方向へ走り出す。
そして、すぐに「レースで決着を付けようとしている」という真意を察したダイナボルトとのレース対決に突入した。

スタート差によってレースでも優位に立つが、ドギラゴン共鳴を果たしたダイナボルト革命的な追い上げを見せ、最後はわずかな差で敗北した。
しかし、走り終えた《ザ=デッドNEXT》は、まるでゴールにたどり着くことこそが目的だったかのように、満ち足りた様子で塵と化したのだった。

  • 他のディスペクターレクスターズと壮絶な死闘を繰り広げる中、正々堂々レースに臨み、潔く敗北を認め消滅したように見える、さながら少年漫画の如き異色の行動をしている。
    しかし、相手の意思をまるきり無視してレースを開始し、勝敗に関係なく勝手に満足して消滅する様は、「デュエル・マスターズ」という大レースに文字通り命と文明の威信を賭けていたレース走者達すべてに対する「ディスペクト」と言える。
  • デュエチューブにおいては、「とにかくレースをしたがる人」「普通に負けた」という身も蓋もない解説がなされた。

サイクル [編集]

DMRP-20にて登場した、エキスパンションシリーズをその名に冠する3色ディスペクターのサイクル。
歴史の転換点となった戦いにおいて中心となった超獣たち」[1]ディスペクターとして、王来篇背景ストーリーの最終盤に登場した。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMRP-20
    超獣たちは大地の果てまで走り続けた。NEXTの向こう側まで。

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 5つ目の能力について

Q.自分の《DS電融 ザ=デッドNEXT》がバトルゾーンにいる状況です。自分が《ウマキン☆プロジェクト》を出すにあたり、その「バズレンダ」コストを2回の4コストとし、合計8コストを支払うかわりに、自分のマナゾーンにある水のカード、火のカード、自然のカードをそれぞれ2枚ずつタップして召喚できますか?
類似例:《龍覇 ザ=デッドマン》
A.いいえ、できません。自分のマナゾーンにある水のカード、火のカード、自然のカードをそれぞれ2枚ずつタップしてから、「バズレンダ」の追加コストを支払います。
引用元(2021.12.17)

Q.《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》の「このクリーチャーの攻撃の終わりに」の能力でカードを使う際、《DS電融 ザ=デッドNEXT》の「自分がカードを使う時、そのコストを支払うかわりに」によって、自分のマナゾーンにある水のカード、火のカード、自然のカードをそれぞれ2枚ずつタップして使えますか?
類似例:《龍覇 ザ=デッドマン》
A.はい、使えます。《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》の能力でカードを使う際も、代替コストを支払うことができます。
引用元(2022.02.18)

Q.自分の《新世界王の創造》《新世界王の破壊》が手札やマナゾーンにある状況で、自分は《DS電融 ザ=デッドNEXT》の「自分がカードを使う時、そのコストを支払うかわりに」によって、自分のマナゾーンにある水のカード、火のカード、自然のカードをそれぞれ2枚ずつタップして《新世界秩序》を唱えられますか?
類似例:《新世界王の闘気》《Volzeos-Balamord》
類似能力:《龍覇 ザ=デッドマン》
A.いいえ、唱えられません。キング・セルは合体させてコストを支払うまで、セルとして扱います。セルはそれぞれ単独では使うことができませんので、《DS電融 ザ=デッドNEXT》の代替コストで支払うことができません。

+  (総合ルール 812.1)

引用元(2022.02.18)