アドバンス [編集]

2021年1月1日より新たに制定されたフォーマット。

殿堂カード使用禁止カード以外のすべてのカードプールのカードを使える」フォーマット。旧名は「殿堂レギュレーション」であり、そちらの呼称は現在はオリジナルとまとめてそう呼ばれることが多い。
フォーマットの中では最もメジャーなもので、最も多くのプレイヤーに親しまれている。

大半の公認大会公式大会でも適用されるフォーマットのため、「通常ルール」、「通常レギュレーション」と呼ばれることもしばしばあるが、オリジナルとまとめてそう呼ばれることも多いため、誤解がないようにしっかり「アドバンス」というのが無難。

「アドバンス」に改名されるまで特に断りがない場合、このフォーマットが適用されると思って良い状況であったが、オリジナル制定後はそちらも主流フォーマットとなっている。王来篇期には開催された公認チャンピオンシップの約3割がこのレギュレーションを採用していた。

ゴッド・オブ・アビス期になると新型コロナウイルスが収束に向かいつつあったにも拘らず、時期によっては満足に入賞実績データを集計できなくなるほど開催数が減少するなど苦境に立たされている。

これ以外にメジャーなフォーマットには、オリジナルブロック構築シールド戦がある。
特に、オリジナルは2020年10月30日のクリエイターズ・レター Vol.30にて、殿堂レギュレーションのアドバンスへの改名と同時に発表・制定され、今後の公認グランプリをこの2つのルールで行うことが決定した。

  • 元々の名前である「殿堂レギュレーション」という言葉は、このフォーマットを指す以外に「殿堂カードの制約を行うルール」に対しても使われていた。
    しかし、フォーマットと殿堂カードの制約の有無は密接に関係している上、フォーマットの別名が「レギュレーション」であるため[1]、非常に紛らわしかった。
    「アドバンス」に改名されたのは、これを解消する理由があったことが上述のクリエイターズ・レターで語られている。
  • アニメ・漫画における対戦でも基本的にこのフォーマットが適用される。

参考 [編集]


[1] しかも上述のクリエイターズ・レターで「フォーマット」の語が積極的に使われる前は「レギュレーション」の呼び方の方が優勢だった