赤攻銀(せっこうぎん) マルハヴァン》 [編集]

赤攻銀 マルハヴァン SR 光文明 (6)
クリーチャー:メタリカ 7000
シンパシー:コスト3以下のクリーチャー(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のコスト3以下のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただしコストは0以下にならない)
ブロッカー
W・ブレイカー
自分のコスト3以下のクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーをアンタップする。
自分のコスト4以上のクリーチャーが破壊される時、かわりに自分のコスト3以下のクリーチャーを1体破壊してもよい。

DMRP-03で登場したメタリカ

シンパシーを持ち、自分のコスト3以下のクリーチャーに事実上の「セイバーコスト4以上のクリーチャー」を与え、自分のコスト3以下のクリーチャー破壊された時にアンタップする能力を持つ。

見落としがちだがすべての効果文明を問わない。シンパシー能力が近い《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》との差別化になり、この点を考慮されて【赤白“轟轟轟”ブランド】に出張することも。特にこちらは6コストというのがミソ。《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》とは違い、出すだけで即座にアドバンテージを叩き出せるクリーチャーではないが、想像以上にユーティリティが高いのが使ってみればわかるだろう。

アンタップ能力は強制。自身がブロッカーなので特にデメリットにはならないように見えるが強いて言えば味方クリーチャー攻撃曲げの対象から外れてしまうくらいか。
また、相手が《ジャッジメント・タイム》を唱えていた場合アンタップは発生しない。

能力の都合上、《激天下!シャチホコ・カイザー》《日蝕の精霊龍 ソレイルノワール》と相性が良い。身代わりに破壊したコスト3以下のクリーチャーリアニメイトして何度も使い回す事ができる。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

環境において [編集]

【白緑メタリカ】の現役時代、そちらでは、エクストラウィンによる勝利プランを取らずに並べたクリーチャーで殴り掛かる時の切札として運用されている。個々のカードパワーは非常に低く、大した除去耐性もないデッキなので、このカードの防御力が効果的。自身のシンパシー能力のお陰でかなり早く出せるのも優秀なポイント。《龍装者 バーナイン》を守ることができる。

【白緑メタリカ】はどれだけ理想的な最速ムーブを決めても、一ターンは相手に返さなければならない。そうすると相手の妨害で、せっかく整えた盤面を崩されてしまう事も多い(返しの《メガ・マグマ・ドラゴン》など)。そういった状況を考慮した上での防御手段としても有効。ソリティアが一度軌道に乗れば山札にある分の《赤攻銀 マルハヴァン》全部を召喚することができることもざらで、《赤攻銀 マルハヴァン》3、4体と《ベイB ジャック》1体が場に残れば大体ワンショットには困らなかった。

DMGP-8th」でDay2(殿堂レギュレーション)優勝を果たして有名になった【メタリカミッツァイル】でも、耐性付きサブフィニッシャーとして利用された。

メディアでの活躍 [編集]

その他 [編集]

  • 「マルハヴァン」はアラビア語で「こんにちは」あるいは「ようこそ」を意味する。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.自分のリンクしている《神帝ムーラ》《神帝マニ》と、《赤攻銀 マルハヴァン》《アクア・ガード》がいる状況で、相手は《トーチング・パニッシュ》を唱えました。相手が効果で《神帝ムーラ》を選び、破壊する際、《赤攻銀 マルハヴァン》の「自分のコスト4以上のクリーチャーが破壊される時」の置換効果を適用し、《アクア・ガード》を破壊できますか?
A.はい、破壊できます。リンクしているゴッドは、それぞれの特性をすべて持っています。破壊される《神帝ムーラ》はコスト7のクリーチャーですので、《赤攻銀 マルハヴァン》の置換効果を適用して《アクア・ガード》をかわりに破壊できます。
(総合ルール 803.1b[1]
引用元

Q.自分のリンクしている《神帝ムーラ》《神帝マニ》《赤攻銀 マルハヴァン》がいる状況で、相手は《トーチング・パニッシュ》を唱えました。相手が効果で《神帝マニ》を選び、破壊する際、《赤攻銀 マルハヴァン》の「自分のコスト4以上のクリーチャーが破壊される時、かわりに」の置換効果を適用し、リンクしている《神帝ムーラ》を破壊できますか?
A.いいえ、破壊できません。リンクしているゴッドは1体のクリーチャーとして扱います。効果でクリーチャーを参照する際、リンクしているゴッドのうち片方の特性のみを参照することはできませんので、《赤攻銀 マルハヴァン》の置換効果で《神帝ムーラ》のみの破壊はできません。
(総合ルール 803.1b[1]
引用元

Q.自分のリンクしている《神帝ムーラ》《神帝マニ》と、タップ状態の《赤攻銀 マルハヴァン》がいる状況で、相手は《トーチング・パニッシュ》を唱えました。相手が効果で《神帝ムーラ》を選び、《神帝ムーラ》が破壊された時、《赤攻銀 マルハヴァン》の「自分のコスト3以下のクリーチャーが破壊された時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。リンクしているゴッドは、それぞれの特性をすべて持っています。墓地に置かれた《神帝ムーラ》はコスト3のクリーチャーですが、破壊される時点ではコスト7のクリーチャーでしたので、《赤攻銀 マルハヴァン》の能力はトリガーしません。
(総合ルール 803.1b[1]
引用元


[1] リンクしたゴッドは、1 体のクリーチャーとしてそれを構成する各ゴッドの名前、能力、文明などの特性をすべて持つものとして扱います。ただし、それを構成する各カードの個別の特性を変更させるものではなく、集合体として 1 体のクリーチャーとして扱うことに注意してください。