()(ふだ) [編集]

そのデッキにおける、勝ちにつながるために最も有力なカード
「切札」とも。フレーバーテキストでは基本的に「切り札」と書かれ[1]、「切札」だと一般的には切札家チーム切札を指す。

デュエルの勝敗を決める重要なカードとなるため、「コンセプトカード」「フィニッシャー」と被ることが多い。

デッキの構築は基本的に切り札を最初に定め、それをサポートするような形で組まれる事になる。そのため多くのデッキタイプがその切り札の名を冠する。

クリーチャーの場合もあれば呪文の場合もあり、《バジュラズ・ソウル》のようにクロスギアでありながら切り札の地位を占めるものもある。

  • デッキおよびゲーム内での華となるカードであるため、切り札となりうるカードは高レアリティである事が多い。
  • 漫画版ではそのまま主人公"切札 勝舞"をはじめ一人を除き歴代の主人公達の苗字に使われていたりと[2]色々とクローズアップされる事の多い、ヒーロー性のある用語である。
    しかしながら、現実的には「切札」の意味合いではフィニッシャー、エンドパンチャーなどの用語が使われるほうが遥かに多い。
  • そもそも「切り札」というと追い詰められた場合の「奥の手」的な意味合いが強いが、現実のデュエルではそこまで強いカードならば、最初からそれを使って速やかに勝利を狙うのが定石である。
    • 《憎悪と怒りの獄門》《百鬼の邪王門》革命0などのまさに「追い詰められた奥の手」のようなカードも少なからずあるが、そちらを切り札というのには些か抵抗があるか。
      一方でシールド回収などでわざと自分をピンチに追い込み、それらのカードを能動的に押し付けるデッキも存在する。そのようなデッキにおいては、まさしく「切り札」であると言えるだろう。

参考 [編集]


[1] 《天体かんそ君》のように「切札」表記も存在はする。
[2] 切札家は全員が親族となっている。ウィンのみ漢字は違うが読み方はきりふだ