蛇美羅(じゃみら) [編集]

漫画とアニメ「デュエル・マスターズ」シリーズに登場するキャラクター。
アニメでの声は吉野裕行氏が担当。

マジック:ザ・ギャザリング時代に初登場。
自称「毒蛇王(どくへびおう)」で、「ポイズンデッキ」を使用。
だが神殿内では「はったりだけで実はめちゃめちゃ弱い」と言われており、
切札 勝舞が神殿で最初に戦った相手であるが、デュエル開始の次のページの1コマ目で敗北して吹き飛んでいる。
神殿にいるという事は、勝舞も苦戦する試験を突破した事になり、それなりに腕は立つはずだが。

デュエル・マスターズカード時代は番外編で初登場。
伍大 翔にでまかせを言ううちに尊敬され、勝手に師匠にされたが、すでに実力は大差をつけられており、「本気を出してほしい」と思われたまま、負け続けている。
「SX」終盤は、同じく神殿で初登場した神谷 透と共に登場し、世界の命運をかけた勝舞とアダムのデュエルを中継で見守った。

アニメは第1シリーズ、「チャージ」、「闇の城の魔龍凰」に登場。
第2話で初登場し、神殿からの最初の刺客として勝舞に挑む。
デュエル開始前のシャッフル後、「一雨来そう」と言って勝舞達の注意を逸らし、カードを都合よく並べてあるデッキにすり替えて勝舞を追い詰めるも、
1人だけそれを見ていた黄昏 ミミが対戦中に指摘し、ばれた上に敗北。
なお、雨が降り始めたのは対戦終了後。

インチキは大勢に知られているようで、後の大会では登場しただけで観客からブーイングが起き、勝った時に「す、すごい」「どこでインチキしたのか分からなかった」と言われ、「インチキなんてしてねーよ!!」と言うと会場中が驚いている。
勝舞は「どうせ汚い手を使ったんだろ」、紗雪は「毒蛇王というよりインチキ王」とも言っている。
勝舞に敗れた事がきっかけで神殿を追い出されそうになり、大会でも勝舞に敗れたため、「こんなんじゃ自分はデュエリストを名乗る資格はない」と思い込むほど勝舞を恨む。
女装して勝舞のファンに見せかけ、決勝を控えた勝舞に大量の飲み物を渡し、ジュースを飲みすぎた勝舞がトイレに行ったところを縛り上げて失格にしようとするが、そこに現れたナイトに諭されて改心。
卑怯な事はしなくなり、口が少々悪いながら勝舞の応援もするようになる。

「チャージ」では大会で、「爽やかデュエリスト」を装う邪藩 牛次郎と対戦。
名前に「男」と付くカードを多数入れたデッキを使用。
修行で身に付けた26の秘密能力の一部を発揮し(三国は感心したが、全て偶然)、ほぼ互角に戦う。
終盤で重要な手札破壊の際、牛次郎の手札2枚を(偶然)見破るが、
牛次郎が「一雨来そう」(ドームの中なのだが)と言って注意を逸らし、その隙に手札の左右を入れ替えられ、手札破壊の狙いが外れた事で敗北。
劇中で突っ込みはなかったが、かつて自身が行った手に引っかかってしまった。
汚い手を使わない、まともなデュエリストになったと捉える事もできるか。

  • 透が勝舞のデッキを研究・対策し、攻略法を公表した事で蛇美羅は念願のリベンジを果たしている。Magic:The Gathering時代の話とはいえ、どんなデッキメタられれば途端に勝てなくなるカードゲームの厳しさを表していたと言える。

参考 [編集]