マナ基盤(きばん) [編集]

デッキカードを回すために、必要なマナ(特に文明)をマナゾーンに揃えること。
もしくは、そのために投入される多色カードのこと。
色基盤と呼ばれることも多い。


デュエル・マスターズカードマナコストを払ってプレイするには、マナ数の合計に加えて、そのカードと同じ文明カードがなければならない。よって、ゲーム開始後はできるだけ早期にそのデッキの主要文明マナゾーンに揃える必要がある。

そのため、マナ基盤を安定させる目的であえて文明を多く持つカードを投入する場合がある。極端な例では、青黒赤デッキでは《虚空の力 レールガン》よりも《惨劇のアイオライト》を入れた方が、文明の他のカード使用できない状況に陥る確率が減る、といった具合。

3色4色カードは、マナに置く際のデメリット2色と大差ないため、マナ基盤として非常に優秀である。
一方で5色マナ数が0であり、色の基盤以前にテンポアドバンテージが損なわれるため、優秀なマナ基盤と言われることはほとんどない。

当然、マナゾーンにタップインで置かれる多色カードデッキに入れすぎると、当然テンポアドバンテージを損ないやすくなってしまう。また、ただマナゾーンに置くだけでプレイしないようなカードを、が多いというだけで投入するのはデッキ自体の強さを損なってしまうなど、調整が難しい。中〜上級者向けの概念と言える。

3つ以上の文明を使用するデッキでは色事故の問題が生まれるため、マナ基盤を用いて必要な文明を確保するのが望ましい。
逆に単色デッキにおいては、たとえ無色が入ったとしてもマナ基盤の考え方を適用するケースは少ない。

  • 4色はさらに選択肢が狭く、DM23-EX2にて《魅惑のロイヤル・エイリアン》が登場するまで存在しなかった。他に同時収録の4色カードはなくこれの白青黒赤のみ。
    • 4色が非常に少ないのは、3色以上にマナ基盤としての性能が高まりすぎるからと考えられる。例えば、DMEX-01ゼン&アクを1枚に集約した《世紀末ゼンアク》が登場した際には元ネタの白青黒緑の4色から緑が削除され3色カードにされている。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

マナゾーンにあるアンタップしたカードをタップして文明を支払うという概念がなくなり、チャージによって生み出せるマナの色を追加していく方式になっている。
これにより、多色カードがマナ基盤としてかなり強化されている。

具体的には

参考 [編集]


[1] 《メンデルスゾーン》は厳密には『ドラゴン山札に多いと、マナブースト枚数の期待値が上がる』のであって、『マナゾーンにドラゴンを要求する』わけでも『散らばっているドラゴンを局所的にマナに揃えられる』わけでもないため、この記事で言うマナ基盤とはだいぶ離れた意味になる。が、『デッキに特定のカテゴリのカードを要求する』『結果的に目的のカードがマナに置かれる』という大筋は共通してるからか、「ドラゴン基盤」と言った場合はおおかた《メンデルスゾーン》の名前が挙がる