【キリコキュービック】 [編集]

《甲型龍帝式 キリコ³》能力で一気に3枚の呪文を踏み倒すデッキ

甲型龍帝式 キリコ3(キュービック) SR 水文明 (8)
進化クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 13000
進化-自分の水のドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札をすべて、好きな順序で山札の下に置く。その後、自分の山札の上から、呪文が3枚出るまで、カードをすべてのプレイヤーに見せる。こうして見せたそれ以外のカードをすべて山札に加えてシャッフルし、その後、その3枚の呪文をコストを支払わずに唱える。
T・ブレイカー

《甲型龍帝式 キリコ³》は、プレミアム殿堂となった《エンペラー・キリコ》ドラゴン版と言えるカード
クリーチャーの代わりに呪文を3枚踏み倒せるようになっており、手札をすべて山札に戻すことで3枚もの呪文コスト踏み倒しできる。

《インビンシブル・フォートレス》《ティラノ・リンク・ノヴァ》などの1発でゲームエンドに持ち込める大型呪文ですら容易に3枚唱えることが可能。また、超次元呪文を3回唱えれば《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》を1度に揃えることもでき、フィニッシュには苦労しない。キリコの名に恥じない強力なカードと言えるだろう。

大型呪文を安定して唱えるために、ドローマナブーストクリーチャーで賄う。
《甲型龍帝式 キリコ³》文明であるを中心に、マナブースト自然、大型呪文を加えた青赤緑で組まれることが多い。

主要カード [編集]

踏み倒す呪文の候補 [編集]

《超銀河弾 HELL》9000割り振り火力+シールド焼却
《ティラノ・リンク・ノヴァ》相手シールドを全て手札に戻す
《インビンシブル・フォートレス》相手シールドを3枚焼却
《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》豪快なコスト踏み倒し着地封じと合わせて確実にゲームエンドを目指す
《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》必殺のオールハンデス
《ガンヴィート・ブラスター》確定除去+2枚ハンデス
《オールデリート》お互いのマナゾーン以外のすべてのカードを山札送り
超次元呪文等と一緒に唱えればほぼ確定でワンショット
《インビンシブル・アビス》敵獣を全て破壊
《英知と追撃の宝剣》4枚ものカードに干渉する除去
《ドラグシュート・チャージャー》山札の上からドラゴンをスピードアタッカー化して踏み倒しターン終わり自壊
《キリコ³》も踏み倒せるため連鎖的に頭数を増やせる
《無双と竜機の伝説》パワー6000のクリーチャーを一掃+追加ターンを獲得。
《キリコ³》で複数枚唱えた場合その枚数分加算される
《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》追加ターンを獲得。ドルスザクの踏み倒しはオマケ。
《無双と竜機の伝説》と違い手打ちは狙えないが水単色のため差別化は容易
《ジョジョジョ・マキシマム》クリーチャー1体に1ターンだけ呪文封じ&味方の数だけ追加ブレイクを付与。
超次元呪文等と併用することで追加ブレイクの枚数は稼ぎやすい
《運 命》5枚まで手札補充し手札からドラゴン踏み倒し。
サーチ呪文と合わせて再び《キリコ³》を出しさらなる展開も可能
《闘うべき時!!》相手のシールド1枚焼却&相手のシールドが空ならエクストラウィン

踏み倒す超次元呪文の候補 [編集]

サイキックの候補 [編集]

水のドラゴンの候補 [編集]

その他の候補 [編集]

このデッキの戦い方 [編集]

《甲型龍帝式 キリコ³》バトルゾーンに出しさえすれば呪文を3枚コスト踏み倒しして多大なアドバンテージを得られる。

クリーチャー《霞み妖精ジャスミン》《爆砕面 ジョニーウォーカー》マナブーストする。《緑銅の鎧》マナゾーン《甲型龍帝式 キリコ³》を準備したり、墓地に落ちた《甲型龍帝式 キリコ³》《天真妖精オチャッピィ》マナゾーンに置いたりすることもできる。

進化元にはサイキック《勝利のリュウセイ・カイザー》が便利。《次元流の豪力》《カモン・ピッピー》から気軽に出して妨害ができる。
他にはcipを使い終わった《龍素記号Mm スペルサイケデリカ》《龍素記号JJ アヴァルスペーラ》G・ゼロで出した《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》などが使える。
《龍素記号Sr スペルサイクリカ》超次元呪文を連打するだけでも十分に強力である。

7マナたまったら《幻緑の双月/母なる星域》を唱えてマナゾーンから出す。cip手札を全て山札の下に戻した後、呪文が3枚めくれるまで山札の上表向きにしていき、出た呪文コスト踏み倒し唱えることができる。

デッキ内の呪文を大型のみに絞ることで、《ティラノ・リンク・ノヴァ》《インビンシブル・フォートレス》を撃って一気に勝負を決めることができる。
もしくは超次元呪文を何発か撃って《勝利のガイアール・カイザー》《勝利のプリンプリン》を並べ、《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》を完成させることもできる。他の覚醒リンクとは異なり、パーツが揃った時点でリンクできるため、ワールド・ブレイカーで即座に相手のシールドを叩き割ることができる。
《幻緑の双月/母なる星域》がもう1枚めくれた場合、別の《甲型龍帝式 キリコ³》を出すことで再び踏み倒し能力を実行できる。そうなるともはやオーバーキルな程のアドバンテージを得られるだろう。ただしマナゾーンに進化クリーチャーがいない場合でも必ず唱える必要があり、逆に盤面が減ってしまうこともあるため採用枚数には気を付けたい。

いずれによ《甲型龍帝式 キリコ³》を出すこと自体が即死コンボに近い威力になるように、デッキビルディングには気を配りたい。

このデッキの弱点 [編集]

呪文の使用をロックする《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》《偽りの王 ナンバーナイン》は天敵。《甲型龍帝式 キリコ³》能力が完全に封じられて手札を失うだけになってしまう。

文明の都合上確定除去が入れづらい。

【速攻】も基本的に苦手だが、《龍素記号 Sb リュウイーソウ》手札呪文S・バックにしたり、各種S・トリガー獣を使うことで対抗できる。

《オールデリート》型では相手が《伝説の禁断 ドキンダムX》を使ってきた場合、《オールデリート》を使うと《ドキンダムX》の封印が全て外れてしまい、逆にこちらのクリーチャーが全て封印されて一方的に負けてしまう。

《伝説の禁断 ドキンダムX》不採用の《オールデリート》型の場合、相手の《気高き魂 不動》によって《オールデリート》が完全に腐ってしまう。《ジ・エンド・オブ・エックス》などのような封印による除去で対策を打っておこう。

また、デッキ内のクリーチャーを踏み倒すことを軸にした構築の場合、踏み倒す呪文+踏み倒し先のクリーチャースロットがカツカツになりやすいため枚数調整は必須。スロットの圧縮になりやすいツインパクトカードの登場で多少はマシになったか。

環境において [編集]

タマシード《蒼狼の王妃 イザナミテラス》などの強化パーツを手に入れたためか、DMBD-19DMBD-20期のオリジナル《オールデリート》型がポツポツと結果を残すようになった。自軍の盤面がリセットされる弱点は、《マクスカルゴ・トラップ》《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》《一王二命三眼槍》を呼び出せば問題ない。

DM22-RP2発売約2週間前には、【青黒赤緑邪王門】基盤折衷型がオリジナルのチャンピオンシップ準優勝を果たした。《百鬼の邪王門》が2枚投入されていたが、《百鬼の邪王門》のカードパワーが《甲型龍帝式 キリコ³》濁りを正当化した結果となっている。

DM23-SD1DM23-SD2発売1週間前には【絶望神サガループ】対策と【我我我ブランド】対策の両方を積みつつメインの勝ち筋も強力なものを持つことからそこそこ流行。

DM23-EX3期には基盤をアビス・レボリューションで追加されたジャイアントに若干寄せた型がオリジナルで優勝(ただし32人参加規模)。

その他 [編集]

  • 《エンペラー・キリコ》でも分かる通り、大量のコスト踏み倒しは勝利を決定付ける程の威力がある。デッキに使えるカードが兎に角多いことや、相手によってデッキの勝ちパターンを変えやすいのも特徴。

参考 [編集]