天雷(てんらい)龍聖(りゅうせい)ロレンツォIV世(よんせい) [編集]

天雷の龍聖ロレンツォIV世 SR 光文明 (7)
クリーチャー:アポロニア・ドラゴン/ナイト 8000
相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ時、自分の他のナイトを選ぶことはできない。(ただし、そのクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
バトルゾーンにある自分の他のナイトはすべて、「ブロッカー」を得る。
W・ブレイカー

DM-28で登場したアポロニア・ドラゴン/ナイト
自分の他のナイトアンタッチャブルブロッカー付与する常在型能力を持つ。

ブロッカーを追加するカードにありがちな「防御力は上がるが、その分除去に狙われやすくなる」というジレンマをアンタッチャブルによって解決している。
《メテオ・チャージャー》《爆竜 GENJI・XX》などの効果を一切受け付けないため、非常に頑丈な防御壁を築くことができる。

このカードは2体並べることで真価を発揮する。自身が狙われやすいという欠点も2体並べることでほぼ完全にカバーできるからである。
そこまでせずとも《魔光死聖グレゴリアス》《魔光大帝ネロ・グリフィス》らと組むだけで十分に強力ではあるが。

後のDMR-13では《ドラゴンズ・サイン》によって早期コスト踏み倒しが可能になった上、ファンキー・ナイトメアという新たな対象が増えたので地味ながら確実に強化されたと言える。更にDMR-16極からはダーク・ナイトメアという対象が増えた。
ファンキー・ナイトメアに関しては従来のナイトには存在しなかったスレイヤー持ちの《爆弾魔 タイガマイト》《龍覇 ウルボロフ》が存在するため、ブロッカー追加が活きる。
アンタッチャブル龍解の妨害を防ぐために役立つだろう。

最大の欠点は《超爆デュエル・ファイアー》《クリスタル・スーパーパラディン》などのブロッカー全体除去によって壊滅してしまうこと。
相手がこれらを使うことが予想できるなら出すのは控えよう。

  • 元ネタは13世紀のヴェネツィアの君主であるロレンツォ・ティエポロか、15世紀のメディチ家当主のロレンツォ・デ・メディチだろう。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

天雷の龍聖ロレンツォIV世 SR 光文明 (6)
クリーチャー:アポロニア・ドラゴン/ナイト 7000
自分の他のナイトとドラゴンはすべて、「ブロッカー」と「相手はこのクリーチャーを選べない」を得る。
W・ブレイカー

DMPP-10で実装。コストが1軽くなって、それに伴いパワーも1000下がった。

コストが下がったことで、《ロレンツォIV世》2体でお互いをアンタッチャブルにすることもやりやすくなった。デュエプレ版《護法の精霊アムシオン》のように同名カードは対象にならないという弱体化もされていない。

さらに、ドラゴンにもブロッカーアンタッチャブルが付与されるようになった。
この変更でもはやナイトデッキで採用するかよりも、ドラゴンデッキで採用するかを第一に考えるレベルの変更といえる。

2体以上同時に出すことで強固な耐性を得られるが、《コッコ・ルピア》などのコスト軽減では流石に厳しい。《竜星バルガライザー》《超天星バルガライゾウ》といった踏み倒しで採用させたい。

  • ナイトデッキでも、【武者・ドラゴン】といったクリーチャーを選ぶ除去持ち相手に、クリーチャー選択からウィニーを守りつつ、チャンプブロックできるようになる。
  • 前述の通り、ドラゴンを踏み倒すデッキで採用されるため、《光神龍セブンス》よりもコストが1大きく、対ビートダウンに間に合うか間に合わないかの差はほとんど気にしなくても良い。根本的にブロッカー付与の受けは、十分な展開ができていないと受けとして機能させることが難しいからである。
  • 大型クリーチャー3体要求で非現実的だが、《無双龍聖ジオ・マスターチャ》1体と《ロレンツォIV世》2体で、自分のコスト4以上のクリーチャーすべてが効果の対象となる。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-28DMPP-10
    ナイトに四つの高貴なる名門あり。黄昏の光魔、滅殺の邪眼、狡猾の氷牙…、そして断罪の天雷。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]