天斬(てんざん)悪魔龍(あくまりゅう) ジュランデス》 [編集]

天斬の悪魔龍 ジュランデス VR 闇文明 (1)
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 24000
ワールド・ブレイカー
このクリーチャーは、バトルゾーンにタップして出る。
自分の墓地にあるカードが13枚より少なければ、このクリーチャーはアンタップされない。
このクリーチャーがアンタップする時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルする。

DMR-20で登場したデーモン・コマンド・ドラゴン

コスト1にしてパワー24000とワールド・ブレイカーという衝撃的なスペックで一時期話題になった、《界王類七動目 ジュランネル》文明版の超大型ウィニー

《ジュランネル》と同じく、条件を満たさなければいかなる方法を持ってしてでもアンタップすることができず、《ジュランデス》の場合は墓地カードが13枚以上落ちていることが条件である。

13枚という数は《不吉の悪魔龍 テンザン》アタックトリガーによる墓地肥やしと同じ数であり、各ターンこのクリーチャー→《テンザン》の順に交互に攻撃することで両者のデメリットを相殺するデザイナーズコンボが存在する。ただし、あちらが強制攻撃持ちかつT・ブレイカーなのでこちらのワールド・ブレイカーがイマイチ生きず、デザイナーズコンボながら微妙に噛み合いが悪かった。
後に登場した《堕∞魔 ヴォゲンム》は《テンザン》と同量の墓地肥やし効果が毎ターンの終わりに必ず発動するようになっており、格別の相性を誇っている。攻撃によるリスクなく毎ターンアンタップでき、ワールド・ブレイクから《ヴォゲンム》でダイレクトアタックという動きが可能となっている。
これらを使わずに墓地肥やししようとするとかなりのターンがかかり、それなら《百万超邪 クロスファイア》などを使ったほうが強力、ということになりかねないため、攻撃させたい場合はいずれかの採用は必須と言える。

アンタップ時にはせっかく貯めた墓地を空にしなければならず、連続あるいは複数体の攻撃はほぼ不可能。墓地を貯めて放つ渾身の一撃をブロッカー1体で止められてしまっては元も子もない。上述の条件の達成と共に、盤面への対処や他のアタッカーの用意といったお膳立ては《界王類七動目 ジュランネル》以上に重要。

種族については《界王類七動目 ジュランネル》以上に優秀で、コマンド・ドラゴンに加えデーモン・コマンドとしても参照できる。
同じ1コストデーモン・コマンドである《友斬のマジ・スマーン》と違ってバトルゾーンに残るため、《マッド・ギター》《漆黒戦鬼デュランザメス》G・ゼロ要員、《悪魔聖霊アウゼス》シンパシー元、(タップインになるが)進化元等のサポートに幅広く使うことができる。
このことからいっそ攻撃しない置物として使うのもあり。

  • アンタップした時」ではなく、「アンタップする時」なので、実際にアンタップされる直前で山札回復が処理されることになる。置換効果ではないが、置換効果のように割り込んで処理される一例である。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]