戦慄(せんりつ)のプレリュード》 [編集]

戦慄のプレリュード UC 無色 (3)
呪文
このターン、次に召喚する自分の無色クリーチャーの召喚コストを最大5少なくする。

月刊コロコロコミック2013年1月号付録DMR-07コロコロVer.で先駆けて登場したDMX-13収録の無色呪文

無色クリーチャー専用の《フェアリー・ギフト》ともとれる。
通常、この呪文を唱えるために3マナ支払う必要があるため、実質的に2マナ軽減する効果だと言える。
そのため、基本スペック《フェアリー・ギフト》と同じだが、この呪文コスト軽減と組み合わせることでマナ効率を上げることができる。

《フェアリー・ギフト》は常に−2マナだが、このカードは《ラブ・エルフィン》等のコスト軽減クリーチャーが1体で−3マナ、2体で−4マナというように、コストパフォーマンスが上がっていく。
《蒼狼の始祖アマテラス》《聖霊左神ジャスティス》等でコスト踏み倒しすればそのまま−5マナという脅威の軽減量となる。
コスト3のため《サイバー・K・ウォズレック》《魔導管理室 カリヤドネ》で踏み倒せ、状況次第ではついでのように大型ゼニスを呼び出す事も可能。

またこのカードには、従来のコスト軽減カードにある「ただし、コストは…より少なくならない。」というテキストがない。
これにより、このカードを数回使えばコスト0で無色のクリーチャーを召喚することも可能である。実際にDASHTVの方でもこのカードを二回使いつつ、《「戦慄」の頂 ベートーベン》をコスト0で出すという使い方もされている。
この方法でコスト0で召喚した場合、《早撃人形マグナム》《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》《ウソと盗みのエンターテイナー》能力の対象となる。そのような場合はあえてコスト1を支払って召喚することもできる。

登場以来無色デッキの核とも言えたカードだったが、後にこのカードのツインパクト版と言える《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》が登場。
実質上位互換の登場であるが、コスト軽減したいクリーチャーと揃えなければ意味が無い《戦慄のプレリュード》が同型再販と合わせて8枚投入可能となった点ではメリットに違いなく、このカードの出番も十分考えられる。

  • このカードには「オサムライ・VAN・オサム」と、「カタカナ・アルファベット・カタカナ」で表記されている。一体オサムの名前はどの表記が正しいのだろうか。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

戦慄のプレリュード UC 無色 (3)
呪文
このターン、次に召喚する自分の無色クリーチャーの召喚コストを5少なくする。

DMPP-19で実装。
デュエプレでは《フェアリー・ギフト》の効果がこのカードに近いものに変更されていて、しかも殿堂入りもしていない。そのためTCGのように、デッキへの採用可能枚数やこのカード自身へのコスト軽減踏み倒しで差別化をすることはできなくなっている。
ただ漫然と使うだけでは《偽りの名 ハングリー・エレガンス》等にも有効なあちらに分があるため、あえてこのカードを使うなら《ニヤリー》等で無色であることを活かすか、複数枚同時使用によるコスト0化を狙うことになる。特にその両方を満たす《「戦慄」の頂 ベートーベン》は組み合わせる候補の筆頭と言えるだろう。

DMPP-20からは【オラクル】の上振れムーブとしても使える。
最も顕著な使い方は、《神人類 ヨミ》が《ジャスティス》とリンクし山札から唱えれば、その時点で《マッシヴ・アタック》がノーコスト召喚可能になって3枚リンクが完成が確定する。実際には《聖邪のインガ スパイス・クィーンズ》《インガ・ルピア》がいて下限1に引っかかることも少なくないが、それでも合算して残り1マナ支払いで《ダフトパンク》や《ストロークス》との3枚リンクが可能ということには変わらない。
4〜5マナ帯で着地済みの《イズモ》で唐突に《ディーヴォ》や《クラフト・ヴェルク》とリンクさせてアタックトリガーで詰め寄ったり、《神聖斬 アシッド》を早出しすることにも。

  • ルールは以下の通り
    • 減少量が5固定かつ強制となったが、コストはマイナスにはならないため、やはり下限は0である。
    • TCG同様「最低1」の縛りがないため、1枚で《墓地の守護者メガギョロン》をコストを支払わずに召喚したり、《戦慄のプレリュード》など(他には《念仏エルフィン》)を合算して無色のノーコスト召喚も可能なままである。
    • コスト軽減でマナコストを0にした場合、「0マナを支払ってカードを使った」扱いではなく「コストを支払わずにカードを使った」扱いとなる。(下記の《全員集合!アクア・三兄弟》の裁定を参照。)なので、TCG版では任意を利用して軽減した結果わざとコスト1にするプレイングが存在し得たが、デュエプレ版ではそのような細かな調整ができないため弱体化はしている。
      • 上の裁定は、中央G・リンク限定で漏れがあり、2023/06/15付で修正が完了したという発表があった。すなわち設定ミス以外ではコスト踏み倒しメタが機能するという証明になっている。
+  公式サイトから引用

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 能力について

Q.召喚コスト軽減能力には普通、「ただし、コストは1より少なくならない。」という条件がついていますが、《戦慄のプレリュード》《ゼロ・ルピア》にはついていません。 これはつまり、無色クリーチャーは0で召喚できることもある、ということでしょうか?
A.はい、無色クリーチャーは文明(色)を持っていないので、文明を持つカードと異なり、同じ色のマナを最低ひとつはタップする必要がありません。なので、コスト0でも召喚できることになります。
引用元(過去のよくある質問より) 引用元2(過去のよくある質問より)

Q.相手のターン中に、相手は《戦慄のプレリュード》を唱えてから、コストを減らして《無記のイザナイ ウェンディゴ・アパッチ》を召喚しました。自分は《全員集合!アクア・三兄弟》の能力で、その《無記のイザナイ ウェンディゴ・アパッチ》を手札に戻せますか?
A.はい、手札に戻せます。
引用元(2020.8.21)