神青輝(しんせいき) P(プログレ)・サファイア》 [編集]

神青輝 P・サファイア VIC 無色 (9)
クリーチャー:オラクリオン 9000+
スピードアタッカー
パワーアタッカー+3000
T・ブレイカー
このクリーチャーが相手のシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに見せる。相手はその中から、「S・トリガー」を持つカードをすべて自身の手札に加え、その後、残りを墓地に置く。(相手はその「S・トリガー」を使ってもよい)

DMX-15で登場した無色オラクリオン

かつてプレミアム殿堂入りしていた《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》転生版、もしくは調整版。こちらはS・トリガーでないシールドを焼却する。

本家と同じくスピードアタッカーT・ブレイカーであり、一度攻撃が通れば最大3枚のシールド墓地送りにできる。S・トリガーは発動されるものの、少なくとも普通のシールドにおける手札補充を阻害できるため相変わらず強力。
運悪く除去されても相手の手札は増えないため、逆転の芽を潰すという点では相変わらず優秀である。

以前のルールではシールドを1枚ずつ順番にブレイクしていたため、S・トリガーを踏んで除去されると以降のブレイクには置換効果が適用されず、相手に手札補充を許してしまう欠点があった。
現在のルールでは全てのシールドを同時にブレイクするため、S・トリガーへの耐性が上がっている。

確実にシールドを処理できる本家に対して、この点は順当に調整されていると言える。だが、逆に考えればS・トリガーによる除去攻撃済みのこのクリーチャーに向けさせられる可能性もあるため、致命的な欠点というわけではない。

また、コストが重く《神聖斬 アシッド》等の一部無色サポートを受けられない。
といっても《戦慄のプレリュード》《ピクシー・ライフ》《破界秘伝ナッシング・ゼロ》等のサポートは受けられ、《精霊のイザナイ 天草》《真実の名 修羅丸》で不確定ながらコスト踏み倒しも出来る。

  • 《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》プレミアム殿堂になっていた時期には、デッキを組む余地が残されていたが、2015年9月19日にあちらが殿堂入りに格下げしたことで、このクリーチャーの立ち位置はかなり苦しくなっている。
    複数枚投入できる事や、が入らないデッキへの投入、無色である事などで差別化したい。
    さらに、2020年12月18日に本家サファイアが殿堂入りから4枚投入可能になってしまったことで、複数枚投入できるという差別化点までもが失われてしまい、このクリーチャーにとって致命的な打撃となった。
  • S・トリガーの使用は強制ではないため、使わなかった場合は手札補充になる。S・トリガーを持たないカードを手札に加えさせることはできないものの、手札補充そのものを許さないわけではない点は注意。
  • 名前の由来は日本では「プログレ」と略される、音楽ジャンルの「プログレッシブ・ロック」からだと思われる。このPには元のカードがプレミアム殿堂であるということから「プレミアム」の意味もあると思われる。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]