古代楽園(こだいらくえん)モアイランド》 [編集]

古代楽園モアイランド SR 自然文明 (10)
クリーチャー:グランセクト/スペシャルズ 18000
Q・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを4つブレイクする)
相手は呪文を唱えたりフィールドを展開できない。
このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを3つまで選び、持ち主のマナゾーンに置く。

DMRP-02で登場したグランセクト/スペシャルズ

呪文唱える事とフィールド展開することを封じる常在型能力バトルに勝った時に相手のシールドを3つマナ送りにするシールド焼却能力を持つ。

ロックシールド焼却自然カードが持っている能力としては珍しく、かつどちらも強力。
どちらの能力S・トリガーに対して強く、防御をシールドに任せているデッキには大きく刺さることになる。

コスト踏み倒し退化などで早期に登場することができれば、相手のクリーチャーを蹂躙しつつ反撃の芽を摘むことが可能。

マナが貯まり次第、《蒼龍の大地》で投げつけると強い。自分のターン中に踏み倒すと、コスト踏み倒しメタなどがあっても除去される前に《蒼龍の大地》による効果バトルを行うことができる。
たとえコスト踏み倒しメタ除去されても3枚の疑似シールド焼却を行うので、バトルゾーンに残らなくても一仕事は果たしている。この場合は他にもシールド焼却ブロッカーの影響を受けないというメリットがある。
同じシールド焼却能力を持つ《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の「ブロッカーに止められると弱い」という弱点を克服しており、さらにバトルゾーンに残れば《偽りの王 ナンバーナイン》を上回るロック性能と18000もの高パワーによる除去耐性が残るという、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》にはないメリットがある。

コマンドでもドラゴンでもないため、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》によるロックの影響を受けない。種族は恵まれていると言い難いが、そのおかげで却ってこのような抜け穴を通ることができるようになっている。

能力によって相手は《デーモン・ハンド》などの強力な呪文でこのクリーチャーを除去することもできず、バトルで破壊するにしても非常にパワーが高くとても倒しづらい。ファッティ除去の苦手な火文明や、そもそも敵獣を除去すること自体が難しい光文明主体のデッキには特に刺さりまくるか。また呪文を多く使う印象のある水文明もやや厳しいかもしれない。
対処方法としては、このクリーチャーより高いパワーのクリーチャーでバトルする、無差別に敵獣を除去(マナ送りや手札送りはまた召喚される可能性が高く推奨しない)できるcipを持つクリーチャーを召喚する、またはこのクリーチャーを封印するなどが挙げられる。但しモアイランドをデッキに1枚のみならず4枚入れている場合これでも焼け石に水といえよう。
相手に呪文も使わせない上でシールド焼却を行うと言うダブルの絶望を味わわせる点から殿堂入りしていても可笑しくはないスペックと言えるのだが、コストの高さや後に登場するタマシードの出現によって殿堂入りは免れたか。また《ドツキ万次郎》など低コストでこのクリーチャーを除去可能なカードも少なくないのも要因か。

ルール [編集]

環境において [編集]

当時から呪文ロックS・トリガーD2フィールド群への対処力を評価され、【5色コントロール】で一定の結果を出した。また、フィニッシュにワンショットを必要とする初期型の【ゲイル・ヴェスパー】や黎明期の【白緑メタリカ】でも力を振るった。

ロック性能の高さは大型大会でも発揮されており、「超CS in 熊本」では【大王VANモアイ】がベスト16に入賞している。

双極篇環境では短期間だが【轟破天九十九語】のフィニッシャーの1体に使用され、【ブライゼシュート】でもスーパー・S・トリガーで呼び出された。

超天篇環境においては、GRに環境が支配される前までは【5色蒼龍】で一定数使われた。

歴史的にも《蒼龍の大地》との組み合わせが特に重視された。

ところが取り回しの良い呪文ロックの調整終着点と言える《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》の登場、これで縛れないタマシードの登場などから、徐々に需要が減っていった。継続的な呪文ロックを狙えるファッティのレパートリーが増えており、必ずしもビッグマナでこれに頼る必要がないのも大きい。

アビス・レボリューション環境では無制限コスト踏み倒し機構があり、尚且つファッティを一定割合以上採用する必要のある【神羅ケンジ・キングダム】に採用されるぐらいなものとなった。それでも、シリーズ終盤には《超神星DOOM・ドラゲリオン》型の【アバク墓地ソース】で採用されたり、DM24-SD1DM24-SD2DM24-SP1発売直前辺りから【5色蒼龍】での活躍も散見されたりした。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

設定について [編集]

メディアでの活躍 [編集]

  • アニメ「デュエル・マスターズ!」22話ではこのクリーチャーに酷似した外壁の洞窟が登場。内部にある金塊を求めて切札 ジョーボルツは冒険の旅へ向かった。

その他 [編集]

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]