《偉大なる無駄》 [編集]
偉大なる無駄 P 火文明 (1) |
呪文:スペシャル・クライマックス |
DMX-12で登場した火の呪文。史上初となるバニラ呪文であり、また新サブタイプスペシャル・クライマックスを持っている。
その名が示すとおり、文字通り「無駄」の一言に尽きるカードである。
能力を持たないため、唱えたところで即座に墓地行きとなり、手札1枚と1マナの無駄となる。
DMX-12時点でこのカードのみの専用サブタイプスペシャル・クライマックスを持っている。しかし、ナイト呪文等と違ってサポートがないため、現時点ではこのサブタイプも持っているだけで無駄である。
《幽騎士ブリュンヒルデ》など、呪文を唱えた時に誘発する能力を持つクリーチャーなどがいれば、そのトリガー能力だけを使うことができる。また、《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》を1ターン目でいきなりG・ゼロで出すこともできる。そうまでして使いたいと思うかどうかはプレイヤー次第。
一応バニラ専用のマナ加速呪文である《バニラ・ゾーン》の対象にはなるものの、火文明である《偉大なる無駄》とは色が合わず、そもそも他のバニラクリーチャーで事足りてしまうのは言うまでもない。
使用するなら、もっぱらファンデッキ限定になるだろう。収録エキスパンションがジョーク満載のブラック・ボックス・パックだからこそ生まれたカードといえる。
- フレーバーテキストはラップ調になっている。「無駄無駄無駄無駄無駄」という部分は「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物「ディオ・ブランドー」が拳のラッシュを繰り出す時の台詞が元だろう。原文で4行という無駄な長さを誇るが、それ以上に長いフレーバーテキストを持つカードがごまんと存在するDMX-12においてはそれほど飛びぬけた長さではない。
- カード名の元ネタは実在のプロレスラー、グレート・ムタ氏。カードイラストもグレート・ムタ氏のキメポーズのパロディである。
- 公式サイトのQ&Aでも「このカードには、効果はひとつもないのですか?」という質問に対して、「ひとつもありません。有効な使い方はキミ次第!」と答えられている始末である。
- アニメ「デュエル・マスターズ ビクトリーV」においてDMX-12を使用したトッキュー8デュエルを行った際、才場が最後のシールドでS・トリガーとして出てきた《ホーガン・ブラスター》からこのカードを引き当てて唱えた……のだが、当然無駄に終わった。非常に強力なカードを腐らせてしまった点はまさに「偉大なる無駄」であると言えよう。
- コスト論で考えると、このカードの名目コストは0になるはずだが、プレイするために火文明のマナを支払わなければならない都合により+1されてしまっている。
関連カード [編集]
- DMX-12
無駄無駄無駄無駄無駄、無駄をLOVE!必要ないって、それはタブー!無駄の良さわからんって、そいつはバツ!とにかくとまらん、無駄のラッシュ!きっといつかは役に立つ!ホントかウソかは謎である。メインじゃなくても愛せと、サブ!なんにしたって、愛は勝つ!
収録セット [編集]
参考 [編集]