《ドラゴン・ラボ》 [編集]

ドラゴン・ラボ UC 水文明 (2)
呪文
自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中にドラゴンがあれば1体手札に加え、残りを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。3枚ともドラゴンでない場合、この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。

DM-22で登場した呪文

山札の上3枚を見て、その中からドラゴン・クリーチャーを補充する効果を持つ。またドラゴンが無ければ手札に戻るので、こなくてもアドバンテージを失うことはない。

山札を3枚見て一枚手札に加える呪文にはより汎用性の高い《シークレット・クロックタワー》がすでに存在していた。こちらは外れた時に連続で唱えられるが、そうすると今度は《クリスタル・メモリー》のようなサーチ下位互換となり、手札補充呪文として使うには分が悪い。

しかし、このカードの真価は「外れれば手札に戻る」事にある。
つまり、ドラゴンを入れていないデッキで使用すると、2コストさえ払えれば何回でも唱える事ができる呪文に変化するのである。

そのため、《邪眼の銃鬼イヴァンII世》が居ればハンデス《氷牙レオポル・ディーネ公》なら1ドロー《爆獣マチュー・スチュアート》ならばマナブーストと、呪文を唱えた時に能力が誘発するカードと組み合わせる事で強力なシナジーを形成する。
その際、《氷牙フランツI世》《ラブ・エルフィン》を立てておけば、1コストでその効果を連打でき、さらにループしやすくなる。

このように、ドラゴン回収そっちのけで、繰り返し使える準バニラ呪文としての地位を築いてきた。後に《エターナル・ブレイン》が登場すると、ささやかながら山札操作のできるあちらにその役割を譲った。

  • 長らく絶版だったが、DMX-17にて初の再録。しかし上記の実績と正反対であるドラゴンだらけのパックにこのカードが収録されると言うのもある意味皮肉である。
  • 手札に加える効果や、手札に戻る効果は全て強制。
  • クリーチャーではないドラゴンだけがあった場合、「1手札に加え」という効果が実行できないため手札補充が不発になり、さらに唱えた後自分の手札に戻すことも発動しなくなる。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-22
    諦めるな!魔霊宮は必ずどこかに通じているはずだ!――ドラゴン・ラボ35代目所長

収録セット [編集]

参考 [編集]