《サイコメトラー ヤミカバチ》 [編集]

サイコメトラー ヤミカバチ C 光文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド/アンノイズ 5000
相手のターン中、相手がカードを引いた時、それがそのターン1枚目のドローでなければ、自分もカードを1枚引いてもよい。

DMR-06で登場したデーモン・コマンド/アンノイズ

相手のターン中に相手がカードを引いた時、それがそのターン最初のドローでなければ自分も1枚ドローできる。

相手に2枚目以降のドローを躊躇させる、という点では《ギガブランド》と似ているが、オールハンデスという強烈なカウンターを行うあちらに対し、こちらは1枚ドローするだけで相手に干渉をしないのが難点。
攻撃できない制約を持つものの、自分のターン中でも反応する上パワーも1000高い《天恵の精霊アステリア》がいるのも向かい風。
種族の違いで差別化したいが、デーモン・コマンド種族デッキはおろか、デーモンの層も充分になった現在では【クリスティ・ゲート】においても採用は厳しいと言わざるを得ない。

この効果をほぼそのままに、システムクリーチャーとして使いやすいコスト2まで下がった《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》DM23-RP2で登場した。

  • カード名の「サイコメトラー」とは、人や物に触れ、それらが経験したことを感じとる超能力者のこと。なお、この「サイコメトラー」という単語は漫画「サイコメトラーEIJI」から発祥した造語であり、本来は「サイコメトリスト」という呼称が正しい。しかし、当作の影響か今や「サイコメトラー」という呼称が一般的となっている。
    また、「カバチ」とは、口が達者であることを表す方言。
  • イラストの元となったデーモン・コマンド《憤怒の猛将ダイダロス》だろうか。眼球や生物の顔を模した意匠のある銃状の腕や、翼と角を併せ持つ頭部などに面影がある。
    • エピソード2デーモンおよびエンジェルは元ネタから大きくかけ離れた外見のクリーチャーが多いが、中でも《ヤミカバチ》はその乖離ぶりが激しい。元の《ダイダロス》が「ほぼ全身骨と皮ばかり」という非常に文明らしいデザインだったためだろうか。
    • 銃状の腕が右腕のみかつ手足の太い頑健な体格の持ち主であることから、「《ヤミカバチ》の正しい元ネタは《邪眼の毒蛇エウドキア卿》である」という説が一時期登場した。
      なお、《エウドキア卿》の銃は《ヤミカバチ》の様な所謂「武器腕」ではなく、ごく普通の手持ち銃である。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMR-06
    てめーらごときの考えくらいヤミカバチの力で簡単にわかっちまうんだよ。わかったら最初から無理しないで帰りやがれ、だって、もう「負ける」って思ってるんだろ?――偽りの羅刹 ミスディレクション

収録セット [編集]

参考 [編集]