《カブラ・カターブラ》 [編集]

カブラ・カターブラ C 自然文明 (3)
クリーチャー:ワイルド・ベジーズ 1000
S・トリガー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

DM-28で登場したワイルド・ベジーズ

マナ回収効果を持つS・トリガークリーチャー
軽いのとS・トリガー持ちなのでいろいろと使い回しやすいのが利点。

代表的なマナ回収カードとしては他に《ストーム・クロウラー》《炎晶バクレツ弾》などがあるが、このカードはそれらと違ってフィールドアドバンテージを取れないので、コントロールでは少々使いにくい。
しかし、このカードマナ回収は任意効果であるため、マナが少ない序盤でも扱いやすいという利点がある。

環境において [編集]

戦国編環境では《龍仙ロマネスク》型の【ヘヴィ・デス・メタル】のようなパーツを回収することが至上命題となるデッキによく使われた。パワー【赤緑速攻】【マルコビート】のウィニー程度なら殴り返しに困らない水準であった。

【Nエクス】の現役時代にはマナ回収手段として重宝した。これで《蛇手の親分ゴエモンキー!》を回収してソリティアを決めることが必勝パターンであった。

地味といえば地味なスペックではあるが【緑単ループ】ではこのカードループさせることによってマナゾーンに落としたカードを好きなだけ回収することができる。特に《蛇手の親分ゴエモンキー!》殿堂入り後は無限マナブーストループによってマナゾーンに落ちたそちらを回収するのに欠かせない札となった。

コスト3なので《S級原始 サンマッド》侵略元になる。《S級原始 サンマッド》が規制を受ける前はS・トリガーで出て来ることで【緑単ループ】の速度でも手に負えない速攻に対してのカウンター札になることもそれなりにあった。
現在は《S級原始 サンマッド》殿堂入りしているが、《アラゴト・ムスビ》の無限マナ加速によって《S級原始 サンマッド》マナゾーンに落ちたら相手は注意が必要である。

後に上位互換として《ぱくちーたー》が登場しているが、こちらは種族で差別化可能。ワイルド・ベジーズサポートが受けられるのがこちらの売りなので、【緑単ループ】系統ではあちらで替えが効くことはないだろう。

その他 [編集]

  • 名前は蕪(カブ。別名カブラ)と呪文の「アブラカタブラ」から来ているのだろう。因みに「アブラカタブラ」は世界的に有名な言葉であるが、様々な仮説はあるものの正確な意味は判明していないとされている。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-28
    魔法のステッキ振りましょう!カブラ・カタブラ・カブランバ!――カブラ・カターブラ

収録セット [編集]

参考 [編集]